西日本ぐるっと1周車泊の旅 大分⇒愛媛 上陸編
今回の記事は、大分⇒愛媛 上陸編となります。
前回の記事にて、相棒となる車とその内部について紹介しました。
今回から相棒と共に移動をスタートしていきます。
移動のざっくりとしたルートについてはコチラの記事をご参照ください。
また、愛媛の観光などについてもご紹介していきますので、是非ご参考になればと思います!
今回私が利用したのは、別府発、宇和島行き宇和島運輸フェリーです。
相棒の車体は5m未満に該当するので、料金は12.720円(2等旅客運賃含む)です。
これをインターネット予約の為、5%割引適用にて12.084円となりました。
時間は早朝5:35発の便で出港します。
地図で見ると、この別府~八幡浜までの距離となります。
実はこれを見てわかるように、四国と九州って案外近いんです!!
また、大分の北部からは山口県の徳山港へフェリーが出ているんですが、これまた案外近い。。(四国と本州だけで3本も橋あるんだから1本くらい、四国~九州間作ってくれないかナァ・・・)
とまあ、脱線しましたがこのようなルートで愛媛に入ることにしました。
朝の別府、宇和島運輸フェリーです。
緑の社名がまぶしい~。。夜が明けようとうっすらと白みがかってきています。
そして、コチラが乗船するフェリー。
こちらもこうこうと光を照らすなかで、ごうんごうんと重低音の音を鳴り響かせながら、いまかいまかと出港を待ちます。
私はこの時は寝坊するとマズイので3時くらいから車両の待機列に車を停めて、車の中で仮眠をとる体制をとっていました。もちろん、遠足前の小学生のように全く眠ることはかないませんでしたが(笑)
定刻!フェリー乗船!
初めての車でのフェリー乗船と少しドキドキしながらハンドルを握りしめ乗船しました。。
船内はこんなカンジです。2等はこの青い男性が行く先にある広間に絨毯が敷いてあるフラットな空間で適当に陣取って到着を待ちます。
この間、得にやることもなく身体を休める事に専念しました。
売店はありましたが、この時間帯のせいなのか販売はされていませんでした。
さあ、愛媛到着だ!!
出だしから疲れてしまっている(笑)眠気眼をこすりながら、松山へ向かいます。
途中、伊予灘SAで休憩をとりました。
また、カップルなどを対象にした錠を使った縁結びのスポットみたいで。。
たくさんの錠前が神社の絵馬のごとく飾られていました!!
個人的には、カップルや家族がたくさんそこで記念撮影していたので居心地が多少悪く感じられたのは言うまでもありません!笑
またこの時に、以前ニコニコ生放送で知り合った愛媛在住の友人と夕方~会いに来てくれるという事が決まりそれまでの時間をどうやって観光して回ろうかと車内で思案した記憶があります。
熊野山 石手寺
四国八十八ヶ所霊場公式ホームページ:第51番札所 熊野山 虚空蔵院 石手寺
愛媛上陸後、一番最初に来たのがココ。
僕自身はお遍路にはあまり興味を持った事もなかったのですが、愛媛民の友人からのオススメと観光レビューの髙さから行ってみることにしました。
では、実際の感想はというと。。
カオス
とにかく、この一言に尽きると思います。
入口の静かなたたずまいとはガラリと変わる寺の敷地内。
建物の数もさることながら、様々な物、物、物が御賽銭を投げなくてはならないという使命感を駆り立ててくる気がします。
とにかく、古今東西ご利益のありそうなものはとにかく集めた感がするようなそんなカオスな雰囲気を楽しめるかと思います。
さて、リアルなお話。
駐車場についてです。
私は、石手寺の目の前の有料の駐車場に止めました。1時間400円くらいだったかな。後で気づいたのですが317号線沿いにある、松山石手郵便局の横にあるひろーい敷地(たぶん郵便局駐車場?)に皆さん停めて参拝されているようで。。
今回のGW中のようなお休みの間であれば一度、チラリと覗かれるのもありかもしれませんね。ただし、平日の日中など郵便局を利用される方のご迷惑にはならないように注意しましょう。
絶対にハズせない、道後温泉
かの有名な千円札の顏でなつかしい、夏目漱石の代表作「坊ちゃん」の舞台となった温泉と言えば、、そう、ここ『道後温泉』である。
私は、坊ちゃんを読んだことがなかったので今回の旅を機にぼちぼちと読み進めておりました^^;
実は、石手寺の参拝のあと近くのスーパーの駐車場でコーヒーを買ってKindle書籍で無料の坊ちゃんをひたすら読んでいました。
そして、ついに読み終わり道後温泉へ足を運ぶことになったのです!
まずは、道後温泉の位置をマップで確認と。。
ふむふむ、、、なんか面白い場所にあるんだなーと。。
周囲を道に囲まれていて、ど真ん中にデン!!と立っているこのカンジ。。
しかも一通だらけで車で行きたくない雰囲気すごく出てます・・・。
さて、高台にある市営の駐車場に車を停めて道後温泉を見下ろすと、、
なるほど、これはすごい立地にある温泉だなあと感心しました。
まるでお城みたいですねw
ふむ、、なるほど流石、坊ちゃん推しであるなあとw
漱石に関連する石碑や、坊ちゃん団子に坊ちゃんグッズにお土産と。。
しかし、これは観光。。。
観光地がそれを売りにしているのであればそれにしっかりと乗っていくのが流儀であると、、、せっかく、坊ちゃんを読破したことであるし一丁流に身を任せて心を坊ちゃん気分にしてみるかと。。
さあさあ、赤シャツはどこだ!山嵐といっしょに天誅してやらあ!
整理員「こちらの列にお並びください、現在お部屋付きお風呂は最速30分待ちからとなっております」
えれ「(´・ω・`)ふえ?お風呂で待ち時間ぞなもし・・・?」
えれ坊ちゃん、速攻で道後温泉の整理員に天誅くだされました。
お風呂入るだけで待ち時間かあーといったカンジですね。
システムが分かりにくいのでまとめます。
まず、お風呂が2種類あります。休憩室が3種類あります。
お風呂は、神の湯、霊の湯
休憩室は、2階席(並)、2階席(上)、3階個室があります。
これの組み合わせによってコースが変動します。
私はこの、最速30分待ち神の湯2階席(並)を注文して待ちました。
幸運にもすぐに呼ばれたのであまり待ち時間を感じずに入ることが出来ました
中はこんなカンジで割と隣との距離が近いです。
両サイドに1階にある、神の湯への脱衣所への直通階段があります。
これらの経路を通って温泉に向かうのですが、、
ポイントがあります!!
この、写真のように従業員さんたちがいるカウンターを正面とした場合、右手の階段から降りる事をオススメします。
なぜならば、神の湯は右手と左手の階段の下りた先に2か所あり、左手から降りた先の神の湯には入浴だけの客が多く利用する危険性があるからです。(入浴のみの客の通路から最も近い)
脱衣所も混雑していますし、湯船に洗い場に人、人、人といった具合です。。
少しでも人が少なくするためにも、ここは素直に右手の階段を降りその先の神の湯を利用したほうが無難でしょう。
お風呂あがりは、道沿いの縁側で涼むと雰囲気を味わう事が出来ます。
眼下に建物の写真を撮る人達が見えたり、浴衣姿の私らが出てくるとスマホを構えて写真を撮る人達がいるのでちょっぴりスターになったかのような錯覚を覚えます(笑)
お茶とお煎餅に関しては普通です。
普通のお茶に、パッサパサな瓦煎餅が一枚出てきますが。
まあ、こんなもんでしょう!!笑
雰囲気を味わうのです!雰囲気を!!!笑
伊佐爾波神社と湯神社
道後温泉の近くには、2つの神社があります。
1つは、温泉の反対側にある山手の石段を上ったとこにある伊佐爾波神社と湯神社です。2つの神社で御朱印を頂きました。両神社ともにスタンプだったのは残念でしたが観光客が多いので仕方がないのでしょう。
ですが、湯神社の窓口の方は日中であるにもかかわらず扉を閉めておられ、御朱印を求めた時も非常に暗くてボソボソと何を言ってるのか分からないような方でした。こちらの神社は市営の駐車場からすぐ近くであり、神社の名前も素晴らしいのでもう少し明るく振る舞って欲しいなあと思うものです。もちろん、過剰なサービスを求めているのではなく、参拝して御朱印もらって気持ちよく神社を後にしたいだけなのです。なぜならば、大切にしている御朱印帳にイヤなイメージの神社が残るなんて、なかなかに気分が晴れないものだからなのです。
伊佐爾波神社の石段を登り切ったあとの風景です!
なかなかにしんどい石段ではありますが、道後温泉をとりまく風景を見下ろす事が出来風がとっても心地よい立地となっています!
今回の記事はここまで!
読んでくださり、ありがとうございました!
次回、愛媛編2へと続きます。。
エレト